岩の湯@NAGANO

tamaho2006-11-14


いつか自分でホテルや旅館のデザインをするのが夢で、
それを目指してがんばっているので、
旅行の時に泊まる宿はこだわります。
勉強になるようなところを押さえるようにしています。




ネットでの予約が出来ず、
雑誌にも出していない、
1−2年先の予約が大変という口コミで人気の
秘湯の洞窟風呂がある「岩の湯」に泊まりました。
(9月にね。。)

仲居さんに聞いたところ、
旅館の全てのデザインを社長が世界中の100以上の
ホテルと旅館を自らみて、自らデザインされたそうです。
それも納得できる細部まで丁寧に作られている空間でした。

大規模やチェーンの宿泊施設では出来ない、
規模が小さいからこそ出来る
空間づくりやでした。


「旅館」のデザインの中でもすばらしいと思いました。

「旅館」も「ホテル」もうそ臭い・古臭い空間になりがちで、
特に「旅館」は「和」の空間と「現実的な味の無い空間」との折り合いが非常に難しく、
まちがえると「おばあちゃん家」みたいになっちゃったりする。

でもここは、周辺の自然との一体感や、
全ての部屋が丁寧に一つ一つ作られていて非常に贅沢な空間でした。

まず入り口の門を入るとすぐに、
緑に囲まれて、水の音と鳥の音が響き渡る橋を渡り、
 

その時点で、岩の湯の空間に入る準備ができちゃって
すごいなこの空間!っとテンションが上り、

建物の中に入って、まず入り口にある小さなカフェでお茶をいただきながら
のチェックイン。 カフェの前にはきれいな池があって、
建物と自然が一体化しているような館内。

 

廊下も、ところどころに全て違うイスと書斎のようなスペースが設けられ、
壁際には全て違うライトと花が飾られていて、光の強弱が全て違う空間に
なっていて、お部屋まで歩くのがとっても楽しかったです。

 

お部屋も、テンション上りすぎて写真とるの忘れたのですが、
アメニティがかわいい和巾着にセットで入っていたり、
ちょっとしたライティングデスクがあったり、
ソファのあるリビング、お茶を飲めるスペース、寝室と、とにかく広い。


お食事をいただく場所も別にあって、また綺麗。
↓これは朝食をいただいたお部屋から見える風景です。

食事も、長野でとれる食材をつかって、綺麗に盛付けられていて
見て美味しい、食べて美味しいお食事でした。


お風呂も、
大浴場のお湯が出てくる口がかわいく、
洞窟風呂も面白く(ちょっと秘湯慣れしてないので暗くて恐かった。。)
貸切露天も2つお風呂があって広くてよかったです。

 
 


個人的にヒットしたのは、離れにあるカフェにあった
カフェテーブル。かわいい♪