Opening night at POPS with Elvis Costello

tamaho2006-05-10



http://www.bso.org/itemB/detail.jhtml?id=21800067&area=pop


今期のボストンPOPSの最初の日を
飾るのがエルヴィスコステロ


初めてのPOPSだったのですが、
何に驚いたって、
入った瞬間、赤い丸テーブルの集団に驚きました。


この間、最後のBSOの時は普通のコンサートの
シートだったのに、オーケストラ席(1階Floor)は
全て、テーブル席になってるじゃないですか。



バルコニーのほうが全体が見えるからどうしようかと思ったけど、
オーケストラ席にして良かった。なんだか楽しそう。
6時スタートの6時ぎりぎりに入場したのに
結構みなさん座ってなくて、6時10分を過ぎたぐらいから
座りだし、テーブルで注文し始めました。


飲めるし、食べれるんですね〜
どうして、オーケストラ席の前のほうが
高額シートだったか分かりました。
たくさんオプションがついてたんですね。


カクテルが特別テーブルに事前についていて、
後で、別の場所のディナーとオークション付。
10席で100万。
ひとつランクを落とすと10席で50万。


すごい。
良く見るとリッチな方々は赤いテーブルクロスで
庶民は白いテーブルクロスでした。


結構みなさん大雑把で、
ふつーに演奏始まってるのに、お酒取りに行ったり
歩いたり、注文したり、
ボストンシンフォニーでエルヴィスコステロ付で
気さくに御飯食べれるなんてなんて贅沢!


私もワインを頼もうと思ったら、
タイミングを失って、インターミッションとかあれば
その時に頼もうと思ったら、インターミッションなく2時間
演奏をずーと続けていて終了。


生のコステロを酔っ払わずに聞けたのは良かったけど、
お酒片手に聴くのも贅沢だったかも。


相変わらず空間が気になるのですが、
ライティングとプロジェクターをフル活用して
最初と最後にプロジェクターでボストンとアメリカの国旗の
映像を流し、ライティングは曲ごとに合わせた
色を舞台に落としとても綺麗でした。



まず、POPSの指揮者の
Keith Lockhart氏が大変人気があるようで
(素人なのでよく分かりませんが)
舞台に上っただけでスタンディングの拍手。
そして、マイク片手にしゃべるしゃべる。
また、喋りが軽やか。


その後、Keith Lockhart氏による
コステロのIL Sogno を2曲ほどやった後に


コステロ氏が登場し、
またまた大拍手とトーク
2曲演奏してはトークというなんとも気さくな雰囲気に
御飯を食べる音がかちゃかちゃしていました。


まずは、"Still"からスタートし、
"She""Alison"等、計8曲。


生の声が美しいし、強いし、かっこいい。
搾り出すような声がとっても綺麗でした。


バルコニー席の舞台側は、近くでコステロを見ようという人で
あふれかえっていました。

フルートの3人組が、曲に合わせて立ったり、座ったり、
指揮者のお兄さんも最後ジャーンプしていたり
とても楽しく、面白かったです。

BSOBSOで、あの雰囲気がたまらなく好きなんですが、
POPSはPOPSで、なんか砕けた感じと身近な感じがしてしまいました。
お客さんも気さくなもので、けっこう普通に会話してたり、
最後の曲が終わったら、すごい早さで帰っていました。


Popsはこの後、
映画音楽で有名なJohn Willams がきたり、
Jazz festがあったりなんだかとっても楽しそうでした。
学生席がゲットできそうだったら行こうと思いました。


ちなみによくよくチェックしたら、
コステロさんもタングルウッドの9月にあるJazzFesにも
出演するんですね。
うーん。今年は小澤さんも戻ってくるしすごいぜいたくだわぁと
思ってしまいました。(時期的に自分はいけませんが)



SwanLakeの感動には及ばないものの、楽しいひと時でした。