Carmen@wangtheater

POPSのJohnWilliamsが
見れなかったので、



ボストン中で、バスや駅やお店などで
広告が大々的にされている


ボストンバレーの”カルメン”を
見に行くことに。


Wang centerにつくと、
人だかり。
すごく大勢の人が
劇場に。


劇場もとてもひろく豪勢。


学生チケットで
バルコニーのセンター席をゲットし。

勾配が急なので、前の人が気にならず、
舞台全体を見ることができる
とても良い席でした。

1幕目は、”Serenade"を、
インターミッションをはさんで
カルメン”が上演されました。



ボストングローブの記事がどうコメントするのか
気になるところですが、、、




まず!空間が気になるので
空間チェックをするんですが、
あの中途半端なアルミパンチングメタルの
楕円の舞台美術はなに?
中途半端に中の階段とか、
仮設物をみせて、、、

多分、ライトの当て方で
舞台装置の向こう側が見えたり、
壁になったりを演出したかったんでしょうが、
見せるほどのものが”向こう側”にない、、、

動かしている時に、
舞台の中心に動かしている裏方さん2人が
丸見え。


最悪だったのが、
青色の蛍光灯が2本横に
光った時に、あまりのチープさに驚きました。


シーンとか踊りとまったくかみ合ってないというか、
なくてもまったく良い置物。
もっとやりようがあったのではないかと。
唯一存在している舞台美術で、なんの入れ替えも無く
シーンの間中無造作に存在してました。


そして、照明もよろしくなく。
なんどとなく観客側に照明が当たるので、
目をつむったり、舞台がまぶしくて直視できなかったり
最後は、照明装置が舞台床近くまで落とされるのですが、
それをする意図がいまいち分からないし、
あまり仮設物を堂々と舞台で見せることが分からない。


なんだか、美しいダンスと
チープな仮設設備がミスマッチでした。
ミスマッチを面白く演出することも可能ですが、
これは、マッチすることすらなくという感じでした。

周りのお客さんも、反応が悪く。
劇終了後、スタンディングがないままでした。



ダンサーさんも2人ほど転んでましたし、
何度も手を床に着くのが、転ぶのを支えたのか、
振り付けなのか。。。。。。
全体的にちぐはぐさを感じてしまいました。



うーーん。
worldpremierなんですね。。。
どうなんだろう。。。。


あまりバレーに詳しくないので、
世界観に入ることも出来ず、
ストーリや踊りを楽しむ前に、気になるところが気になって終わってしまいました。。。
ごめんなさい。





マシューボーンのすばらしさが
分かった気がします。
他を否定しないと、肯定できないのって
好きじゃないのですが、
比較しちゃった。


ジャンル違うけど、感動度合いも違った


すごいね!matthewbourne!swanlake!



*ちなみに以下のリンクは
ボストンヘラルドの記事。
最初の6行目にして、"“Carmen” is a big, expensive failure"
といっております。
http://theedge.bostonherald.com/artsNews/view.bg?articleid=138959