The Da Vinci Code

tamaho2006-05-20


ボストンコモン側にある
Lowes Theatreで、


(Loews Theatre Boston Commons:(617) 423-3499
175 Tremont St. Boston, MA 02111, United States )



見ちゃいました。(笑)
見ちゃいました。(泣)

駄作だった。。



ダン・ブラウンの「天使と悪魔」
の続きで、
表象学者ロバート・ラングトンシリーズ
の2作目「ダ・ビンチ・コード
殺人ミステリーを西洋の歴史を暗号を
とくキーワードとして、歴史小話を展開しつつ
ミステリーが解き明かされちゃうというお話。

*私の本の説明はとても稚拙です。
すみません。


西洋史というとキリスト教が切り離せず、
キリスト教の思想を面白い解釈ですすめていく
ところが、発禁処分や非難を浴びていたりするのですが、
映画はその内容が気になる前に、
トムハンクスのデコが気になって終わりました。




調子に乗って、友達と
初日に見ちゃいました。

アメリの主演だったオドレイ・トトゥ
トム・ハンクスとジャンレノが出演。


まぁ、キャスティングが
トムハンクスってところから
もう許せなかったので、
−ポイントからスタートしてるんですが、



せめてジョニーデップで、
知的な映画に仕上げて欲しかった。
そして、犯人探しと真相探しを
もっと追い詰められるようにやって欲しかった。
謎解きもひとつひとつとくのをもうちっと
観客をひきつけるようにやって欲しかった。


脚本最悪、
うすっぺらいハリウッドエンターテイメント
に仕上がってました。


本を英語と日本語の両方で読んだのですが、
本から受けた印象では、
暗号を解き明かしながら進んでいく面白さや
暗号をとく時に、トリビア的に現実にある
事象をおもしろい切り口で見ることができるのが
魅力だと思うのですが、


そのあたりがけっこうあっさり進んでいって、
盛り上がりも、スリリングも無く、
と感じてしまいました。


映画の途中で結構退席者がいたのですが、
映画が終了後、エンドロールを見ることなく、
みんなダッシュで映画館から出て行くので、
出口が込んでしまっていました。


やぱいくらいつまらなかった。。。
なんか、単調にすすんでしまった。
素直に、本のとおりの展開で
映画にしたが、
心象や情報をちりばめるのに失敗した
感じです。


暗号の説明とかいちいち
映画で表現するの大変だけど、
それを上手に表現するのが
脚本家と監督の手腕の見せ所だと
思うのですが、


監督は、アポロ13やビューティフルマインドの
ロン・ハワード

アポロ13も単調になってしまったなぁと
思った作品。そこがこの監督の魅力なのかなぁ。


■関連リンク
ソニーピクチャーズ:ダ・ビンチ・コード
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/


ダビンチコード【ダ・ヴィンチ・コード】発売禁止に。。
映画公開直前の裁判の行方は!
http://www.yamaguchi.net/archives/000470.html

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