平成よっぱらい研究所
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 112回
- この商品を含むブログ (141件) を見る
文庫本漫画ででています。
本屋で探せなくて、書店の人に聞いたら
にやって笑われてこれです。って手渡された。
心に傷の残る一冊です。
これは賛否両論なんですが、
これを友達に送って、
- 気に入ってくれた人は酒で失敗する自分が愛おしいと思うのん兵衛。
- 「こんな悲しい本くれるなよ」と気に入ってくれなかった人は
お酒が余り飲めない人です。
酒のみ探知機に使えます。(ちがうって)
酔っ払ったときのネタが、自分の過去と重なって
懐かしく、そしてこんな馬鹿、他にもいたんだと
駄目人間が駄目人間を見つけてほっとする瞬間でした。
本当に華やかなお酒の生活駄目人間酒ライフ
を世に見せてくれて、いったい何人のよっぱらいが
勇気付けれただろうかとおもう
一冊。
著者の二ノ宮知子さんは、「のだめカンタービレ」「グリーン」
「スーパーファミリーカンパニ」などを書かれている方です。
この方、笑いを表現するのが上手だなぁと思います。
ウィットのある笑いをきちんとストーリにまとめて落とせててすごいと
思います。(たとえよっぱらいにしかつたわらなくとも)
勇気をありがとう。ブラボーです。
友人に手元にあったのを渡したら、
「なんかかわいそうな人たちの話だった」
といわれて捨てられましたが。
というか、1日1冊に、漫画もいれちゃった。