MORIMOTO NYC - だめ人間・だめライフ

tamaho2006-07-25

MORIMOTO NYC
88 10th Avenue
New York, NY 10011

17:30〜24:00(水から土は〜25:00まで)

・日本を代表する建築家・安藤忠雄氏（巨匠系）デザイン
・フィラデルフィアを代表するアメリカで有名なレストランオーナー
　Stephen Starr氏が率いる
　Starr Restaurant Organizationプロデュース
・料理の鉄人でも有名なシェフ森本正治氏

の

MPD（ミートパッキング）にある
MORITOMO　NYC
に6月に行ってきました。

最初は、【安藤忠雄】のデザインというのに、
反応したのですが、
その後、テレビで見た”マグロのタルタル”に
一目ぼれして、”タルタル”君に
会いたいが為に行ってきました。

そしたら、他にも素敵なものがたくさんあって
楽しいひと時でした。

入ったすぐに広がる白と明るい木の
さっぱりシンプルな空間と
その中央に置かれている、
ペットボトルの壁が、シンプルすぎる空間
にアクセントをつけていました。

友人いわく、Stephen Starrのお店は
いつもこんな空間だよと
いっていました。

まず食事！は、
”タルタル”君を頼みました。
もう、この”タルタル”君の
盛られ方が上手で。
板にペースト状で入ったタルタル君と
もうひとつの板には、スパイスが並べられていて
へらでタルタル君をとって、
好きなスパイすに付けて、食べるという
この過程が好き。

キャーキャー騒ぎながら
食べました。。。

次に、カルバッチョ。
カルパッチョも、シンプルにきれいに
盛られて長細く登場して、
美味しかったデス。

そして、海鮮盛り合わせを
頼んだら、「海・鮮・盛・合わせ！」
がドン！と来てしまいました。。。
デザートも甘いだけでなくて、下の生地がサクサク・シャキシャキしていて
美味しかったデス。

ここで、確か2軒目なのに、、
何やってんだろう、、、と思いながら
目で味わい、口で楽しみました。

ただ、知人によると最近NYの雑誌で味を
たたかれたそうで、あまり評判がよくないとか。
たしかに周りをみるとあまりお客さんが
いませんでした。うーん。大変なんだなぁ。

ちょっとお洒落な感じのお店なんですが、
日本にあったらどうか？と思うと、、、
アメリカで　
”ジパング（妄想の日本）”
というイメージで見ると
このモリモト好きなのですが、

日本ではもっとしっかり”和”の
空間で”和食”は食べたいから
日本ではいかないかもな〜と
思いました。
盛り付け方のダイナミックさとか、、、
日本で見てもキャーキャー言わないかも。。
「NYマジック」な感じです。
　（六本木にあるんだよなぁ。。）

”タルタル”君目当てで、
行ったのですが、
（安藤忘れてる。。。）

入り口の”ペットボトルの壁”に
惚れて帰ってきました。

この壁（”光の間仕切り”ダソウデス）、
17,400本ものTyNantのボトルに
LEDを使って作られているそうです。
すごい数。よかった、、数えなくて。

制作はプロダクトデザイナー
ロス・ラブグローブ(Ross Lovegrove)
によるもの。

たぶん、、、この壁がないと
普通の空間になっちゃってたんだろうなぁと
思いました。

空間的には、一応”安藤”ブランドらしく、
トレードマーク・デザインの為だけに
存在してそうなコンクリ打ち放しの
柱が2本ほど地下から立ち上がっていました。
　（ある意味すごい。
　　”安藤デザイン”と聞くと
　　かならず”打ち放しコンクリート”を
　　みて安心してしまう。。。）

が、
フラットというか、シンプルすぎるような
空間な気がしたので、
光の壁はちょうど良い対比がでていて、
緊張感があったように思いました。

と、ペットボトルに戻って、
どうやって作ったんだろう？
と思って、近づいてみると
中央の鉄板にペットボトルの頭を差し込んでいる
だけなんですね。。。

でも光の当たり具合とか、
集合美とかが圧巻でした。

そしてそして、
確認したら中にはきちんと
水が入っていました。

こういう単体としては
小さいペットボトルを
集合させて別のものにする時って、
最終系の雰囲気とか、ボリュームが
単体の大きさがすでにバイアスとして
入っている分、想像しにくいのに
よくつくったなぁーと
感動しました。

素敵です。
ロス・ラブグローブさん。

P.S.そして、いつもお店に行くのに
あきずに付き合ってくれるNちゃんありがとう。
今日、食事会いけなくてごめんなさい。
これを書いててNちゃんといけて楽しかったの
思い出した。。。。。（涙）