KA

tamaho2005-07-30


シルクドソレイユのKA(カ)を見てきました。
”火”がコンセプトのショーですが、シルクの中では結構ストーリがしっかりあるものです。

去年からスタートしたシルクの最新&最高のショーだと思います。

毎回シルクのショーでは、既存の概念というものの破壊を思い知らされます。
肉体の限界とか、肉体表現の美しさとか、舞台とは何かといったものを
考えさせられてしまいます。

このKAは、舞台という空間のもつ3次元空間を堪能できるすごいショーです。
床であったはずのものが壁になり、海になり、最新のプロジェクター技術を
用いて、重力を感じない、本当にかっこいいショーでした。

最新の技術も、肉体の技術も、すべてどう見せるかでここまで完成度を
高めることができるのだなぁと感動しました。

たぶん日本でやるショーなら、KAに出てくるネタ1つで持ちそうなくらい。。。
これでもかっというほどの内容でした。。。

エンターテイメントの究極です。







引用:
タイトルのKAは、古代エジプトで信じられていた、現世および来世にわたって存在する、すべての人間に備わっている目に見えない霊的なもう一つの同じ身体である幽体を意味する「KA」に由来し、舞台では「魂」や「火」を想起させるヴィジュアル演出を随所に採用している。また、アクロバティックな演技や武術、あやつり人形、さらにマルチメディアや花火などを駆使して、自然界の二元性を描いた内容になっている。
 
 ストーリーは、離ればなれになった男女の双子が運命の糸に導かれながら危険に満ちた冒険の旅に乗り出すといった冒険談を中心とした叙事詩的物語で構成。シルク・ド・ソレイユのショーの中では最も演劇性の高い演目となっている。 なお、MGMグランドに新設された専用のKAシアターは、1951席の最先端技術を導入したパフォーマンス用空間となっている。
http://osapi.air-nifty.com/travel_job/2004/12/post.html